元スマホエンジニアのニュース雑記

今もエンジニア一筋の筆者が気になったニュースを雑多に考察。

正解はないが、やり方はある。「いい組織」をつくるための思考法

この記事は本当にその通りだと思います。
私のチームでは下記のような状態維持を目指して運営しています。

・上が方針を示したら部下からダメ出しや改善案がどんどん出る
・方針が決まったら次の日にはお試しが始まっている
・各人がやりたい事(多様性の性質)がチームにオープンになっている
・ミッションやビジョンがある程度ポジティブな目線で受け入れられ、行動指針として使われている

そして上記を実現するには、経営陣があまり細かい事まで下に口を出し過ぎないというのが重要だなと感じてます。
経営陣は現場に何をコミットして欲しいのか、言語化する必要があります。

newspicks.com

【謎】デスクに向かうほど「集中」から遠ざかる理由

一日のうちに2つの「集中のピーク」があるのは知りませんでした。
多くの場合、最初のピークは午前中、2つ目のピークはお昼すぎ、らしいです。

個人的に集中時に意識しているのは、以下4点です。
・PCの通知機能は一切使わない(メールに通知させておくか、巡回URLリストを作って作業が終わってから各種チェックする)
・スマートフォンは見えない場所に置く
・17時以降は集中しなくて良い作業しかしない
・周りが騒がしい時はBGMを聴きながら作業する

この記事に書かれていない重要な点として、人間は集中モードに入るのに「23分」かかります。
PC画面のポップアップで通知させていると、集中するのは絶望的です。

企業「ChatGPTは使っちゃダメ」→じゃあ自分のスマホで使おう──時代はBYODから「BYOAI」へ

BYODのAI版の課題ですね。

人生を一企業に隷属して過ごす前提であれば社内規定を100%守る人も多いでしょう。
しかしパフォーマンスを求められて転職も前提になるなら、業界で誰でも使える有用ツールを禁止されても、従業員がグレーゾーンを攻めるのは当然でしょう。役員がさらに押しつければ、従業員は転職する時代です。

大企業の通常業務でAI全面禁止かうまく活用出来るかは、役員の懐の深さにかかっていると思います。

www.itmedia.co.jp

【指南】ミドルエイジ転職によくある勘違いと最適マッチの原則

だいぶエージェントが良い記事を出してくれるようになりましたね。概ね、現状はこの通りです。
弊社採用では、ミドルエイジは下記観点で落とす事が多いです。

・なぜ転職をするのか→自分の境遇を被害者的に語る人が多い。次に何をやりたいのか語って欲しい。
・なぜ弊社で働きたいのか→自分のスキルだけを語って能力を伸ばしたいから受けます、という人が多い。弊社で何をするのか、Web情報をちらっとでも見て仮説を持って語って欲しい。
・対話をし、会社のカルチャーと合わないと判断した場合。

新卒はいわば選挙で、特に大企業なら自分の魅力を世に広めるイメージでそれほど問題無いです。最近はそれもちょっと変わってますが。
一方、ミドルエイジの転職は完全に現職部署とのマッチングです。お見合いするのに自分寄りの事だけ語って上手くいくか、想像してみると良いと思います。

newspicks.com

会社に貢献意欲、日本は5% 世界平均23%、格差拡大

結局、日本大企業が求めているのが「結果」ではなく「服従」だからでしょう。近年変わりつつあると言えども、アメリカ企業と比べていると「絶対服従」から「ある程度服従しつつ、会社が求めている方向性の結果見せてね」になっただけと感じます。

この「会社が求めている方向性」、つまり経営層のビジョンに対して従業員に賛同してもらうというプロセスが日本には欠落している感じがしています。

nordot.app

週5出社“逆戻り”で企業と深い溝。「リモート廃止の理由がわからない」社員3人の悲痛な訴え

出社が良いかリモートが良いかは他の記事で私も散々コメントしたので、ここでは違う観点で。

フルリモートやリモートOKの会社が選択肢として出てきた事で、社員が「なぜリモートではダメなのか」という思考を持った所がコロナ前との変化です。

「コロナ前は出社だったのになぜ戻してはダメなのか?」という問いは経営側としては最低の質問です。時代が変化しリモートも可能となった社会において、出社の良さや必要性をしっかりと社員へ説明し、対話をすることが重要。

その意味で、週5全て出社の良さや必要性は、説明しづらいようにも思います。

www.businessinsider.jp

なぜ「50代以降の転職」はこんなにも難しいのかごく「シンプルな理由」

一通り読みましたが「シンプルな理由」が書いてなかったような。。タイトルは内容と違いました。

50代と20代で近いスキルだったら20代を採用するのはこれからも避けようのない事実なので、30年間の価値をアピール出来る必要がありますね。
50代特有のスキル候補としてはマネージャー・経営層との社外人脈、数多くの仕事を見てきた経験からの分析力・提案力というあたりでしょうか。

記事に書いてある内容はまぁ普通な事です。雇用側は年齢で見ている面が強い、被雇用者はスキルの汎用性がなかったり、プライドが邪魔したり、雑務が出来なかったり。

gendai.media