将来的には無くしていく方向かと思いますが、移行期の人が大変ですね。
退職金が無くても、大企業は人員カット時に「手切れ金」のような支援金を出す事が多いです。確定拠出型年金に移行済の企業も多いでしょうし、中小企業はそもそも退職金の金額が多くないので、実際には退職金が無くなっても困る人は意外に少ないのでは、と感じてます。
大企業で人員カット以外の人材流動が活性化するメリットはあるかもしれません。
退職金は確約されたものではない一方、確定拠出型年金は個人個人が貯めて運用したという意識が強いので、後者を後から変えると国民年金・厚生年金以上に物凄い反発が予想されます。
以下は余談です。
前職は大企業でしたが、退職金に関しては期待出来ないような改正を早々にしてくれたので、10年以上前に諦める事が出来ています。
当時は「えっ！？」って思いましたが、今となっては感謝です。
現在は転職もしたので、退職金のニュースは非常にニュートラルに見れるようになりました。
