SONYの元子会社であるデクセリアルズの収益構造改善の話。主に2点について触れられています。
•完成品メーカーに提案して採用される「デザイン・イン」と直接納めるデバイスメーカーに供給する「スペック・イン」。
•投資に対するリターンを始め複数の指標を組み合わせ、社員にオープンにした事業撤退基準。
どちらも簡単そうに書いてありますが、出来れば苦労しないと思えるような内容です。
前者は相手に特別扱いしてもらう技術力が必要ですし、後者は下手を打つと屋台骨事業を失って企業の方向性を見失いかねません。
IT企業のリモートワークは今も続いているのか?完全出社必須なら62%の従業員が離職を検討
リモートワークについて、何度か出社とリモートの揺り戻しを経た結果、ほとんどの会社が妥当なハイブリッドに落ち着いた感じですね。
傾向として、定型業務の少ない仕事や、出自の異なる者同士で深い連携が必要な仕事、などはリモートワークが難しいというのも以前から変わってないです。
しかし部署のマネージャーやプロジェクトリーダーは、リモートでPCの稼働率確認して時々チャットで生存確認するだけで管理できてると思うと、いつか痛い目を見ることになると思います。特に若手はチャットやWeb会議での立ち回りに慣れていますので、彼らの困っている事を聞くために一定の間隔で対面で話す場が欲しい所です。
「きのう退職届出してきた」入社したばかりの新入社員がなぜ?
新入社員目線で見ると、入社後の違和感が我慢ならない。会社側の目線で見ると、もう少し長い目で見て欲しい、という感じでしょうか。
人にフォーカスしてもこの記事ではわからない事が多いので仕組みにフォーカスすると、内定前に会社の雰囲気や仕事内容を知れる場があれば齟齬は減るのかもと思いました。
とは言え、毎年の採用人数を目標にしている人事部門が自ら内定候補を削るようなイベントを開くとも思えません。会社側から見ると結局はビジネス的に何が効率良く、かつブランド力を維持できるかなので、新入社員が一定数辞めたところであまり気にする事でも無い気がします。
任天堂が「人材に対する考え方」公開 世界的エンタメ企業が求める人材像とは?
確かにニンテンドーが提供しているのはゲームじゃなくて「遊び」ですね。
ニンテンドーの入社試験は狭き門になる一方で、かなりの質でゲーム制作のポートフォリオを持ってないと書類審査すら通らないと聞きます。
ハードウェア設計という意味では最新技術を組み込むわけではなく無難な技術を使うので、失礼ですがあまり魅力は感じないです。
企業の目指す姿はハッキリとしており、ビジョンのお手本のような事例ですね。
もはやキャラクターコンテンツだけでも生きて行けそうなニンテンドー。次世代機が出る手前くらいまでは株価が上がる要素が多いです。
【完全図解】今こそ知りたい「コンプライアンス」大全
不正のトライアングル。
自動車業界の不正を自分なりに解説した際、この記事と似たような要素は抜き出していましたが、不正のトライアングルという連鎖反応の概念は入れておらず、勉強になりました。
以前書いた不正についての考察記事です。
自動車業界で不正が多いのは偶然ではないと思います。
トヨタら大企業で不正相次ぐ、「社員の“満足度”高いほど不祥事が起こる」驚きの調査結果とは - 元スマホエンジニアのニュース雑記
【幹部激白】役員たちの前で「豊田章男」が語ったこと
「実需」がきてから挽回できるのは最も強いです。皆、それが出来るなら苦労しないと思ってます。
Appleやトヨタはアーリーマジョリティ層への直接アクセスが出来るので、流行ってからでも勝てるという事です。
かつては日本の家電メーカーもそうでした。
商品のジャンルそのもの変革されない限り、王者は続くのかもしれません。Appleの方はその商品のジャンルが盤石では無さそうですが。
謎多きインド人材と仕事するために求められる「3つの資質」
アメリカ在住インド人ととても良く話すのですが、この記事は共感ばかりでした。
私はケンカせずにやれてますが、感じる事はこの記事と一緒です。
ベクトル合わせてインド人の馬力を出せるよう、引き続き頑張ります。