元スマホエンジニアのニュース雑記

今もエンジニア一筋の筆者が気になったニュースを雑多に考察。

「なんで私があなたの子どものために」 広がる「子持ち様」批判

立場が違いすぎるので、お互いに不満がたまるのは必然ではあります。

子供がいる側からしたら、将来の社会存続に必要な子供を育ててない人は社会で生きるための義務を放棄しているとも言えなくもないです。子供がいない人が日々の生活で消費する物•サービスは生まれてくる子供がいなければ提供されなくなってしまいます。
一方子供がいない側は、同じ給料なのに保守業務のような緊急性の高い仕事を自分達だけでやる理不尽さを感じるのは無理もない。

この論争は時間軸がそもそもズレてるので、現在の時間軸だけだと子供がいない側が目立ってしまいがち。マクロに考えられる国や自治体が仕組みや意識を醸成して行って欲しい所です。

批判している人も子供の時代があって、現代とは別の形かもしれませんが社会に迷惑をかけて育ってきたはず。
人々が長期的目線に立てるような社会なら起きづらい問題です。。

企業の5割弱が答えた「博士を採用しない」理由

日本は博士を評価しないから博士が少ないのは、事実だと思います。
年齢を過度に評価するので博士で就職が遅れた分、マイナスですらありますね。

一方、アメリカだけでなく日本でも研究機関では博士号の無い人材は基本就職できませんし、実際修士では能力も足りないと判断されていると思います。

問題なのは日本の研究機関の少なさで、研究者はプロジェクト毎に研究機関を移る事が多いので、日本では行き先が無くすぐに海外の研究機関に行かざるを得ないです。
そうすると、日本で博士を取る意味も無くなってしまいます。日本で博士号が明確に役立つのは大学教授になる人くらいかと思います。

「キャリア3.0」時代は、個人にチャンスが来る

キャリア3.0の単語を見て、キャリア2.0の本を読んだのはもう10年前くらいかなと懐かしくなりました。

キャリア3.0に書かれている事は2.0で既に向かっていた方向を改めて書いただけで、インパクトはあまりありませんでした。
キャリア1.0→2.0で川下り→山登りの変化の大きさに比べたら、キャリア3.0の旅(自由に選んで良い)は、新たな概念というより1.0と2.0のシームレスな行き来であると理解しました。

余談ですが、自分が大学の際に自分の人生と現在地を一枚の絵に描くという課題をやった事があり、その時に川下りの絵を描いて現在地より過去に川の分岐を描き、将来を一本の川で表現した事を思い出しました。正にキャリア1.0の時代ですね。

日本人の休み方を科学的にダメ出しする。幸福度を上げる「能動的」な休み方とは

長期休みは貯めておいたやりたい事を消化するのが一番です。
普段からやりたい事を書き貯めておくのが大事。
そのうち一部は仕事の事だとしても気にしません。本心で自分のためにやりたいなら、仕事もやれば良い。
やりたい事が無い休日なんて、生まれてから一度も記憶に無いです。。

レジャーや旅行に行くのが本当に心からやりたい事なら良いのですが、やる事ないから行くだけなら家族で話し合ってみても良い気がします。
普段からやりたい事を考えておけば、レジャーや旅行が一番やりたい、という人は意外と少ないと思います。

我が家では各人がやりたい事を半分、家族でやりたい事を半分くらいで過ごしてます。これは各人にやりたい事が無いと成り立たないです。

テスラのレイオフについて元従業員からみた視点

会社にとって必要な仕事の需要は年々変わるのが当たり前です。それに対し、人間のスキルは毎年大きく変えるわけにも行きません。方針を立ててスキルを習得しないと深さの無いスキルになってしまいます。

そう考えると、会社が必要とするスキルとマッチすれば一定期間働き、必要性が他の会社で高まれば移動する方がwin winの関係だと言えます。
日本は上記仕事需要の変化と雇用の安定性を両立するために一つの会社で何でもやっている総合的な会社を目指すようになり、それが昨今の日本企業の弱さにもなっています。

普遍的な正解は無いですが、今の日本は雇用の流動性を上げていくのが正しいのだろうと考えています。

日本だけ違う?18歳が「人生において大切にしたいこと」、他国が「家族」と答える中、日本で最も多かった回答は…

18歳が「人生において大切にしたいこと」
日本で最も多かった回答は「自身の好きなことややりたいこと・趣味」だったそうです。

これは18歳へのアンケートなので、日本の経済力がどうという話ではなく、ポジティブな教育が出来ていない要因がかなり大きいと思いました。

言い換えるとマネジメントやメディア次第で若者をポジティブに出来れば、活気も増してきます。まずはそこから。

IT企業のリモートワークは今も続いているのか?完全出社必須なら62%の従業員が離職を検討

リモートワークについて、何度か出社とリモートの揺り戻しを経た結果、ほとんどの会社が妥当なハイブリッドに落ち着いた感じですね。

傾向として、定型業務の少ない仕事や、出自の異なる者同士で深い連携が必要な仕事、などはリモートワークが難しいというのも以前から変わってないです。
しかし部署のマネージャーやプロジェクトリーダーは、リモートでPCの稼働率確認して時々チャットで生存確認するだけで管理できてると思うと、いつか痛い目を見ることになると思います。特に若手はチャットやWeb会議での立ち回りに慣れていますので、彼らの困っている事を聞くために一定の間隔で対面で話す場が欲しい所です。