星野リゾートの星野佳路代表のインタビュー記事。
■観光業について
＞私の提案に大反対したのが他ならぬ観光産業でした。大型連休には需要が集中するので、頑張っている施設も頑張っていない施設もいっぱいになります。ところが、需要が分散化すると、良い施設・悪い施設で差が出てしまう。それを嫌がる人が多い。
これ・・観光業の方々、本気で言っているんですかね！？
現状を変えるのを恐れて、年間100日程度しか稼げる機会が無い事を変えようともしないのは、他の大部分の業界から見たらただの甘えと言われてしまいますよ。
日本の縮図をこの思考回路に見てしまったような気がして、とても残念な気持ちになりました。
地域の魅力を増やせば観光客の総量も増えます。連休に人を集中させて日本全体の観光の満足度を大きく下げている事に気付いてほしい。
少しでも魅力を増やすように改善を続けなければ、徐々に衰退したり統廃合されるのは事業の常識です。
■有給について
＞よく「有給が取れない」という声を聞きますが、GWで休んだ後にさらに1週間休むのはさすがに難しい。全員同時にたくさん休んでしまっているので、有給を取りにくいんですよね。
こちらは、なるほどと思いました。休日の総日数はヨーロッパとさほど変わらないというのは知りませんでした。
休む側の企業の人々は、だいぶ意識が変わってきていると思います。
夏休みはシフト制が常識になりつつあります。
祝日を減らして選択で休める日を増やす方向性はとても良いと思いました。実現の難易度は高いと思いますが、変えていきたいですね。
