元スマホエンジニアのニュース雑記

今もエンジニア一筋の筆者が気になったニュースを雑多に考察。

【豊かさとは?】日本の「豊かさ」24位=世界で格差拡大と警鐘―国連

平均寿命や教育、所得の観点から各国の豊かさを測る「人間開発指数(HDI)」で順位が下がっているとのこと。

ニュースサイトのコメント議論を見ていると「豊かさとは?」という議論に終始してランキングから読み取れる事が議論されてないので、ここでは統計データを活かすためにランキングの意味を考えます。

>平均寿命や教育、所得の観点

と書いてあるので、日本はインフラが良い、食事が低価格で美味しい、とかは指標に関係ないのは明らかで、論点に持ち出しても意味ないでしょう。豊かさの定義は別で議論するとして、この指標でわかる事は何か?

この指数のランキングが下がるということは、所得や教育が指標に入っているので人材の技術開発力や国際交渉力が下がっている可能性は言えそうです。
そう考えると、中長期的には人材流出により産業の国際競争力が減って生活に関係する指標というのは容易にわかるかと思います。
例えば、製品やサービスが全て海外企業の物となり高額で利用できない、輸入食品(チーズなど)が高値で食べられない、等です。


平均寿命も指標に入っておりデータが手元にないので正確な数値は知りませんが、日本は平均寿命は下がっていないと思ってます。